5年生が来年度運動会での鼓笛演奏のため、ドリル(隊列を組み歩きながら演奏や演技をすること)の指導を受けました。
昨年度の5年生(現6年生)も御指導いただき、運動会では素晴らしいドリルを披露していました。
まずは、歩き方の練習です。
かかとからつま先の順に重心を移動させ、足音をさせないように歩きます。
次に、8拍で5メートルを歩く練習です。4拍子の曲ではちょうど2小節分で、5メートルにたどり着くようにします。
何度も繰り返し歩き、拍数と歩幅の感覚を感じられるようにしました。
まっすぐ歩くだけでなく、列を揃えてコーナーを回ったり、上半身は正面を向いたまま斜めに歩いたりしました。
最後に、ターンの練習です。
体育の授業での「まわれ右」とは、動かす足も方向も逆です。はじめのうちこそ、子供たちは混乱していましたが、これも繰り返すうちに体が覚え、すんなりとターンすることができるようになっていきました。
今回は、たった1時間の授業ではありましたが、大切な基本を教えていただきました。
講師の先生から「がんばって練習してね。」とエールを送られ、やる気に満ちた表情で授業を終えた5年生でした。