6月30日(木)~7月1日(金)に、5年生が自然教室に行ってきました。
豊かな自然に囲まれた桃沢野外活動センターでの1泊2日、様々なプログラムを通して仲間と過ごす時間を楽しみました。
子供たちが決めたスローガンは、
「最高の仲間と 美しい自然を 大切に」 です。
このスローガン達成のために、子供たちは「みんなの約束」である、①協力する、②けじめをつける、③時間を守る に気を付けながら力を合わせて活動しました。
1日目の午前中は、水と緑の杜公園~水神社~水と緑の杜公園 を、いくつかのミッションをクリアしながら歩くウォークラリーをしました。
途中のチェックポイントで、先生から出された「ミッション」を協力してクリアしながら歩みを進めました。
折り返し地点の水神社では、流れる湧き水の冷たさやマイナスイオンに体も心もリフレッシュ。気持ちを奮い立たせて、公園に戻りました。
公園での昼食のあとは、「アンサンブルタイム」。
各クラス3グループに分かれ、クラフト(革のキーホルダーづくり)、川遊び・アスレチック、自分たちで考えたチーム遊び をしました。
とても暑い日だったので、水遊びは本当に気持ち良さそうでした。クラフトは、素敵な思い出&おみやげになりました。チーム遊びでは、それぞれのグループで話し合い、全員が参加して楽しめるもので遊んでいました。
くったくたに疲れるほど、全力で遊びました。
夕食のあとは、キャンプファイヤーです。
火の神様、火の子たちによるセレモニー、ファイヤー点火、各クラスのスタンツ(出し物)、全員レク(猛獣狩りに行こうよ・ジェンカ)と進み、子供たちのテンションは最高潮に達しました。
ジェンカが終わる頃には、ちょうどファイヤーの火が少しずつ小さくなってきました。みんなで「今日の日はさようなら」を歌い、しっとりとした雰囲気の中でキャンプファイヤーが終わりました。
2日目は、朝の集いから1日がスタートしました。
朝食、荷物の支度、清掃を済ませ、カレー作りへ。
火を起こせなかったり、薪をうまくくべられずすぐに消えてしまったり…苦戦しながらも一生懸命工夫しました。「ガスコンロって楽だなあ。」、「うちはIHだから火が出ないんだよ。」「大昔の人って、こんなこと毎日やってたの?!」…というつぶやきが聞こえてきました。
また、直火の熱さと煙に耐えながら、カレーの調理も頑張りました。
飯ごうのふたを開けるときには「大丈夫かな、ちゃんと炊けているかな…」と、みんなでドキドキしました。
班によって、いろいろなカレーライス(カレーも御飯もおいしい!、あれ?御飯に芯が残ってる…、ガリッ…野菜がちょっと固いなあ…)ができましたが、すべての班が、「いただきます」までなんとか辿り着きました。
1泊2日の自然教室。
初めて経験することもあり、一人の力では得られなかった達成感、一人では感じられない楽しさ、一人では成し遂げられなかった経験など、子供たち一人一人が多くを感じ、学んで帰ってきました。
スローガンにあるように「最高の仲間」を大切にでき、「美しい自然」を十分に満喫できた自然教室だったように思います。